ダンベルプレス・サイドレイズと以前胸・肩のトレーニングを紹介してきました。ダンベルを購入した方は色んな種目を行って行きたいと思っているはずです。
折角ダンベルがあるのであれば強度の高いトレーニングもやってみたいと思うのが人間の性なのではないでしょうか。(私はそうでした)
手っ取り早く肩を鍛える種目ありませんか?
ありますよ
ショルダープレスです。
なるほどやってみます
ダンベルを肩の位置まで運べません…
というかよく分かりません。
分かりました。
それではショルダープレスの全体の流れの解説をしますね
ダンベルショルダープレスの解説
ダンベルショルダープレスのメリットと注意点について
ダンベルショルダープレスとはダンベルで肩を鍛えるのに凄く効果的です、肩だけでなく腕の肘側の上腕三頭筋も同時に鍛えられます(注:負荷が肩から逃げてはダメと言いますが熟練者じゃない限りそんな事は不可能です)
サイドレイズよりも重い重量を扱えることでより肩の筋肥大・筋力UPが見込める種目です。また、ベンチプレスなどの他のプレス系の種目の強化にも繋がり、全体的なレベルの底上げが期待できると思います。
ですが重量の設定やフォーム次第では怪我にも繋がりやすい種目でもあるので十分に注意して取り組んでみてください。
重量設定
私はあまり肩が強い方ではないので一番初めは12kgで10回がやっとでした
無理をすると怪我をし易い種目ですのでこの種目の場合は10回で限界の重さで調整してください。
後述するフォームで行うのが少しでも難しいと感じた場合は絶対に無理はせず重量は下げてください。
セット数について
他の種目同様に3~5セットで良いと思います。
私の場合は1セットで6回を切るまではセットを続けますが、あくまでフォームが崩れずに出来る回数です。
ダンベルをスタート位置に運ぶ方法
他の記事でも書いた事がありますがこちらもオンザニーと言われる方法でダンベルをスタートポジションに運びます。
膝の少し上の辺りにダンベルを乗せて下から蹴り上げ、その勢いで一気に上まで持ち上げます、肩の横で止めると重いはずなので上まで上げてしまって下さい。
- 膝の少し上にダンベルを乗せる
- 腕で引挙げるのと同時に蹴り上げる
- 足を振り切って最後の加速をするダンベルも同時に上げる
- そのままの勢いで肩の上まで一気に持って行く
- これを両方行う
フォーム解説の前に
ショルダープレスはいくつか気を付ける点があります、まず前腕の骨の説明からしないといけません、腕の肘から手首の間には親指側に橈骨(とうこつ)、小指側に尺骨(しゃっこつ)と呼ばれる骨があります。ダンベルショルダープレスを行う際はこの小指側の尺骨(しゃっこつ)に重りを乗せるように意識して下さい。
コツはダンベルを握る際に小指から握り込んで行う事で尺骨に重さを乗せる易いです、こうする事で腕の三頭筋よりも肩の三角筋を優位に使う事が出来ます。
フォーム解説
- 自然にキープ出来る様に若干肘を曲げてスタートポジション
- 手首は寝かす
- ゆっくりと降ろして行く
- ダンベルを小指と薬指で握り中指と人差し指は軽く握る
- ダンベルは常に水平に保つ
- 肩廻りの柔軟性によるが極力体の側面を通るように降ろして行く
- 肘が肩と水平になった位置で止める注:これ以上降ろしても肩から負荷が抜ける
- 降ろし切った時に可能であれば肩は左右に張っている状態が好ましい
- 肩が上がらない様にする
- 上がってしまう場合は重量を見直す
ダンベルを降ろしていって肘と肩が水平の位置をボトムと言いますこの時に
- 肩は両サイドに開いていないが上がってはいない
- 個人個人の柔軟性もあるので肩が左右に張れているのがベストだがこれでも良い
- 肩が両サイドに開いていて尚且つ肩も上がっていない
- 重りを支えるために肩がすくんでしまっている
- 肩よりも首・僧帽筋(首の付け根~背中中心の筋肉)が動いている
この3つの姿勢のうち③の姿勢にだけならない様に注意してください。
これが真横から見た時の理想的な軌道と腕の角度ですボトムの位置で拳が耳の真横くらいの位置を意識してみて下さい
肩が関節の固い方は肘を少し体の前に出して挙上しても構いません、この時に前腕(肘から手首)は必ず垂直になっていることを意識してください。
最後に良く起こるフォームのエラーです
- トップ(一番挙上した位置)の位置では肩から一直線になっています
- 降ろして行く時にダンベルの位置だけ体の横を通っているが肘が前に出ている前腕が倒れてしまっている
- ボトムの位置でダンベルの位置だけが耳の横にあるが肘が前に出ていて前腕が倒れている
エラーの起こる原因
- 重量の設定ミス
- 柔軟性不足
- 無理に側面を通る必要はない
- 実際の動きとイメージのズレ
- 動画などで確認すると良い
以上がダンベルショルダープレスの解説になります
この種目は重さを扱える分肩に強烈な刺激を与えることが出来ますが重い分だけリスクも存在しますので十分に注意してトレーニングを行ってください。
さいごに
まず10kgから試してみます
そうですね少しでもフォームに違和感を感じる様なら重量を見直してみてください
肩のトレーニングって実は私は好きじゃないんですよ肩とか腕とか嫌いです、嫌いなので重量扱えて手っ取り早く鍛える事が出来る種目が多くなりがちなんです。肩トレ好きな人も居ますが私は嫌いです(笑)
私は今回紹介したショルダープレス、EZバーというバーベルシャフトを使って行うアップライトロウという種目、バーベルを使ったフロントプレスが多いですね。
こういったバーを使います、購入の際はパイプ径は注意して下さい!オリンピックバーという種類は太くなっているので28㎜タイプのダンベルを揃えている場合はバーの径が28㎜のものを選びましょう。
サイドレイズどこ行ったって感じですね(⌒-⌒; )
ここまで読んでくださり有り難うございました。
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