ケーブルを使ったトレーニングは色々とありますが自宅で行うにはハードルが高い様に感じる方が多いのでは無いでしょうか、実はケーブルのトレーニングは意外と単純な構造でして。
重りを紐で引っ張る
それだけのトレーニングなんです、別にダンベルでも同じじゃない?と思われるかもしれませんがケーブルトレーニングにはケーブルトレーニングの良さがあります。
今回は自宅でも出来るケーブルトレーニングを紹介していきたいと思います。
※以降ケーブルと省略します
ケーブルトレーニングとは
冒頭でも書きましたがケーブルとは重りを紐で引っ張る、ただそれだけのトレーニングなのですが地球には上から下に重力が掛かっている為下から上には引っ張れても上から下には引けませんよね?
その為に滑車を使って滑車を上に取り付ける事で下から上に行った重量を上から下に引ける様にするものです。
ケーブルトレーニングのメリット
ケーブルとダンベルのトレーニングの違いはケーブルは常に負荷が掛かり続けていると言う点です。
ダンベルの負荷というのは基本的に垂直にしか掛かることはありません。下の図の様に動かした時肘の内側の二頭筋に掛かる負荷は一番右の位置では殆ど負荷が掛かっていない状態になります。
次に同じ動きをケーブルで行った場合は頂点に達した時点でも二頭筋に斜め下に負荷が掛かっているのが分かるかと思います。
これがケーブルのメリットです、動作を初めてから完全に終わるまでずっと負荷が掛け続けることがメリットの一つです。
そして二つ目のメリットは上から下に負荷を掛ける事が出来るです
冒頭でも書きましたが地球はどうしても上から下に負荷が掛かる星なのでどうしても不可能です、それを解決出来るのがケーブルなのです。
ケーブルの簡単な仕組み
簡単な図にはなりますがこの様な装置です
ここで必要になるものは
- 強度の高い紐(理想はワイヤーロープ)
- 滑車
- 握るもの
- 重りを乗せれて落ちなくて紐を引っ掛けられるもの
- 滑車を固定するもの
- 重り
結構色々必要なんです、なんだか難しく感じますがそれを解決する実に素晴らしい商品があります。これです↓
この状態でセットで売っている商品がワリと安価で販売しています。注意が必要なのは重りは別売りと言うことです、重りについては以前書いたダンベル購入の記事を参考にしていただければと思います。
ここからは私の取付実体験になりますワリと有益な情報なのでご覧下さい。
自宅用ケーブル実体験
前提条件として 懸垂台がある事、可変式ダンベルがある事
組立
最初から組み上がっています
取付
私の場合は事前に購入していたチンニングバーに取り付けました。
カラビナで取り付けます
そしてこれまた事前に用意しておいたダンベルの重りを取付ます
そして重りとワイヤー、ハンドルとワイヤーをカラビナで繋ぎます
これで完成です
試しトレーニング
試しにケーブルプレスダウンと言う腕の肘の外側から肩にかけて付いている上腕三頭筋を鍛える種目をやってみたところ…
不満点・改善点
図の様にゆっくり丁寧に動かす分には全く問題なくトレーニングを出来るのですが少しでも雑に動かすと途端に重りが前後左右に暴れてしまいトレーニングどころではなかったのです。これでは満足に限界を迎える事が出来ないと感じ、ちょっと嫌だなと思いました。
改善方法
そこで私はどうにかして振れを抑える方法を模索してたどり着いたのがこの形でした
こうする事で前後左右の重りの振れを軽減する事ができました。
改善をした詳細は
奥にワイヤーを少し弛ませた状態で固定し小さい滑車を2つ重りの付いているワイヤーと固定用ワイヤー両方にかませる形です。
改善の結果
ある程度激しく動かしても特に問題なく動作を行う事が出来、ストレスなくトレーニングを行う事ができる様になりました。
更に向上を目指して
上から引く種目に関しては自宅で行う分には申し分ない環境になりました。
次の課題は下から引く種目です下から引く種目は図の様な形になります。
下から引くと言うと代表的な種目はアームカールと言う種目なのですが↓
明らかに重りの制御が難しい状態です、懸垂バーも安定しません。
ですが知恵を絞ってなんとか克服しましたそれがこの状態です
下部に滑車を固定してワイヤーを追加し長さの微調整はチェーンを間に入れて調整します。
正直、家で行う分には申し分ない状態になりました。
台も動かず、重りも安定していてこれ以上無い状態になりました。終わり
最後に
今回は日記の様になってしまいましたがこれが私の実体験です。
そして工夫次第で快適なトレーニングライフは作れるんです。
人生と同じです、背伸びしないで自分の出来る範囲で最大限に楽しみましょ♪
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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